にっこる☆ニコはんぶんこ秘密基地 (2017年blog置き場)

『人が楽しむ時間と場所づくり』『夢を結束化して現実にしちゃおう!』そんな秘密基地やお茶会を作りつつ創作活動したり気ままな生存報告など。「人生を諦めずに生きよう」

夢を叶える前に過労死したら意味がない!夢、叶える為生き残れ! テレビ制作時代、過労死寸前だった私の話。

夢を叶える前に過労死したら意味がない!

夢は、諦めなくていい。

夢、叶える為、その日まで生き残っていてほしい。

 

 

こんにちわ、元超絶ブラック社畜、ついでに元家畜。

ニッコル @nicohanbuko です。

今回は私が、超絶ブラックなマスコミ、テレビ制作会社で働いていた頃、過労死、寸前だった私の話です。

よろしくおねがいします。

 

 

小さな頃からの夢、憧れのマスコミ業界へ!

吉本総合芸能学院(東京NSC5期)の頃から舞台制作や裏方業務に携わり卒業後はそのまま吉本興業の舞台制作に参加してました。

吉本興業株式会社】と書かれた給料明細書がとても嬉しかった。

テレビ制作に興味を持っていた私は、別会社へ進みテレビ制作のお仕事へ。

夢が、叶いはじめた瞬間でした。

 

その頃、知りあったディレクターさんから何度かお仕事を頂いたり、新番組の立ち上げの時に声をかけて頂いたり。幸せでした。

特段仕事ができるわけでもない新米の私に、声をかけて頂けるのがとても嬉しかった。

 

だけど、テレビ制作の現場はとてもキツイものでした。私には少々無理なようで…。

私は適応する事が出来ませんでした。

 

夢みれぬ、眠れぬ日々。私はエレベータで運ばれるただの社畜

ロケ前は寝る間も無く準備を続ける、同時に編集所という場所で放送する映像を編集する、終わるとそのまま寝ずにロケ撮影へ、撮影終了後はそのまま編集所へ、といった感じで、はじまり終わりの区切りなどなく、時間は24時を超え、38時とか一体、何時なの…。わけがわかりません。

半年間休み無し、一週間不眠という生活。生活じゃないです、そんなもの。

 

ある日、「ニッコルさん、エレベーターで寝てたでしょ?」と掃除のおばさんに言われたのですが、エレベーターで寝るわけないじゃないですか。 ねぇ……。

私はエレベーターの中で立ったまま、寝ていたようです。いいえ、気を失っていた。気絶です。

私はエレベーターで運ばれる社畜なのですね。ドナドナ。

意識失い、上昇、下降、繰り返す。夢は何処へ、落下だったのかな。。

 

心身の叫び、パニック障害。でも、夢は諦めたくない…。

それでも、これは下積み時代なんだと、自分を納得させ、震え立たせる、別の意味で震えていましたが…。体と心は、悲鳴あげていたのですね。

 

小さな頃から夢いっぱい楽しんできた私、大好きな場所にいるはずの私がまさか病気になり苦しむなんて…。

その頃から、パニック障害という病気を発症し、他の病気も併発してしまいます。

病名がわかるまでの7年間はとても辛かった。

この話はまた別機会に。辛い病気ですが大丈夫です、生きています。

 

人も時間も足りませんでした。

「どうにもらないから人を増やして欲しい」と上司に懇願しました。

ホント死ぬと思ったから…。物理的に足りていないのです。

マルチな人なら余裕かもしれないけど、私には無理。

自殺なんて嫌なので、環境が変わらないのなら辞めようと考える私、苦痛は続くのですね…、

 

 

身も心も果てまで尽きていく…。

体育会系な人、マスコミ特有の空気もありまして、暴力とかもありました。なぐる、蹴る、顔を踏んずけられる。靴ではたかれる。靴、革靴は凄く痛いですー。

それに比べると、顔をふんずけられる、痛くないですが精神的に痛いですね。顔を足で踏まれるのです。文字にするときっついですね。あまり書きたくありません…。書くに苦しい。

痛いという感覚なんて当時は無く、ただただ疲れてるので休みが欲しい。どうでもいいやー、ただ帰りたいな。休みたい。と思っていました。壊れちゃいますね。

ここまで話すのははじめてなのですが、おだやかじゃないですね。

休めない事、不眠、ホント辛かったなぁ。

 

『過労死なんてしたくない!』 

それでもね、私は、私の事を踏んずけたディレクターさんは嫌いじゃなかった。

わざわざ私に連絡をくれた、声をかけてくれて仕事を紹介してくれた。今でも感謝しています。

できる事なら成長してその人の力になりたかった。でも私には無理でした。

人は増員されず、私はキャパオーバー、 こりゃホント死ぬと思った…。

自殺なんて嫌なので、辞めようと思った。

 

泣いて母に電話してた、「辞めたい」と。具体的な事は言えませんでした。

相談でも無かった筈、ただ「辞めたい」辞める事を口にした。伝えてた。

そういう人は多いと思います。そして言えぬ人が多い事も知っています。

言えればどんなに楽なことか。言って欲しい…。

 

ホント、ぎりぎりでした。線引きせず続けていたら過労死していたでしょう。

番組改変期、番組が続く前に、「辞めたい」と、職場、上司に言いました。

何かのタイミングで計っても仕方ない。その時まで自分がもつ保障なんてない。

「辞めたい」と口にしてた、理由は適当に言ってどうにでもなれって思ってました。

 

夢に、消費されて死にたくない。死にたくない!

生活苦、借金苦、お金になる仕事でなければ食べれない!とか生活困難なアピールをして、1日でも早く辞めれるようにした。

実際その頃は、1か月のお給料が10万程で、自炊とか切り詰める余裕もないし、そもそも自炊しに帰る時間もない。時給計算するとお幾らかしら、というお話…。一睡できる時間が一瞬でも欲しくて目的地までタクシー自費移動(寝れるのなら幾らでも出すわ…とおかしな発想)、移動中に爆睡、意識を失う。そんな日々。

領収書を書く余裕がなくて貸スタジオ代自腹で10万。

何のために働いているのか解りません。夢のため?

夢のためと言えば聞こえはいいですが、それは違う。夢に現在の自分が消費されたのでは…、それは幻、たまるかーですね。

うまい言い回しが今直ぐ出てこないけど、『夢を諦める』とか『夢やぶれて』とは違う次元の気持ちです。

私はテレビ制作時代の事を、今はじめて、お話し、今回書いてみたのですが、きっつぃなぁ~。書いててびっくりです。

 

夢を叶える前に過労死したら意味がない!夢は諦めなくていい。

私は夢だった場所、仕事をできる場所にいましたが辞めました。

逃げたなんて思っていません。逃げたと思われてもいい、しなきゃ死んでた。

夢を叶えるまえに、死んだら意味がありません。

無能だろうが、クビだろうが、クズと言われようが関係ありません。

 

誰かもしも、例えば、誰かあなたや、あなたの友達が苦しんでいる命があるとしたら、どうか無理をせずに。消えてしまえばもう、永遠のお別れです。来世まで何十年待てばいいんですかー。

どうか今を大切に。自分の命、近しい人の大切を、守れるのは自分か誰か。

 

過労死も自殺も同じです。

自死だろうが、過労死だろうがせっかく夢をもってはじめた事の為に、死んでほしくはないのです。

 

私は当時、よくわからない状態のまま仕事を辞めましたが、それで良かったと思います、今、こうして生きています。

もしも、番組改変期まで頑張ろう、後少しだけ…といった風、留まっていたらそのまま死んでいたかもしれません。

 

夢の為、生き残る。たとえ何年経とうとも夢、諦めず

一つの場所で、夢が叶うとは限らないし、ひとつの職業が正解とは限りません。

ひとつの場所、職場で夢、命散らせる必要なんてない。

逃げてもいいと思うんです。死んだら意味ないし、逃げちゃいえばいいんですよ。

あなたは逃げてないし、生き残ればいいんですよー。

 

夢も諦めなくていい。諦めないでくださいね。

どこかで生き続けていれば、夢を叶える機会が訪れるかもしれません。

どうかその時まで夢を諦めず、できれば、楽しんでいてほしい。なぁ思います。

 

ひとによって難しい事かもしれないけれど、最低限生きてていれば。

いつか聞かせてください。あなたの夢を、そして楽しんでいきましょう。

 

私は、夢を叶える事、その手前で、今日に至れる日、時間までに、随分と時間が過ぎたかもしれません。

だけど今は小さな頃の夢や、したいことを思い出している、覚えています。

随分、道草、お昼寝しちゃっていましたけど。

時間は有限、自分と大切、大事なものの為、これからは少し走っていきたいと思います。

 

ありがとうございました。

 

 

Twitter SNS  

にっこる@元社畜ネカマダイエットブロガー (@nicohanbunko) | Twitter

20代 前半の私のお話です。私は今、新しい自分をはじめているところです。振り返りると、どんな過去でも、今の私の土台なんだぁ、キツいけど…。変化していく事、変わらぬ気持ちを再確認し、これから自分と、過去の自分も総ひっくるめ、未来へ進めて行こうとしているところです。 よろしくおねがいします。

 

twitter.com